2012年2月10日金曜日

ばあちゃん喫茶店

午後は仕事で碧南市に行った。

初めて行ったところだが、愛知県のほかの市と異なることなく、
畑、工場、畑、工場....なところだった。

メーカーさんとの約束時間より一時間前に着いちゃったので、
先輩と二人で仕方なく、
車でうろうろしながら
時間をつぶすところを探してた。

さすが過疎化な地帯で、
コメダみたいなところはなさそう。

困って困って、
畑の風景を眺めながら時間をつぶすかと思ったところ、
奇跡的に、
喫茶店みたいな店が一軒畑に囲まれたところにあった。

「やった!」と考えずに、
駐車して入った。

すごいところだった。

まず、建物自体は、道路に面する一面と両側、
三面は全部ガラス。

午後2時ぐらいの日差しが戸惑うことなく
ズバリと席まで届き、
眩しいぐらいの明るさとあったかさ。

喫茶店は広いわりに、
70才ぐらいに見えるおばあちゃん一人がやってる。
注文とる、コーヒー入れる、テーブルまで持ってくる、レジ。




店の席は、
すごく歴史の重たさがあるジャンボソファ。

列車にのってる感じ。

足元は若干窮屈。

砂糖を入れる缶も、
無造作っていうか、
なんていうか。

祖母のうちにいる感じ?
オシャレもなく、
サービス業らしいたっぷりな笑顔もなく、
でも不思議にまったく不快感もなく、
ただ「ここにいる」という当たり前且つ自然な感じ。




店にいるほかのお客は3人ぐらいいて、
みんな70才ぐらいの年寄りだった。
それぞれ違う席に座ってるけど、
互いに席を越して、
日常ばなしを交わしてた。

みんな近所さんみたいんだね。

席があったかくて、
先輩は向うの席で居眠りしてた。

私はアイスコーヒーを飲みながら、
小説を2章ぐらい読んでた。

......



この店には、二度と来るかどうかわかんないけど、
時間の流れ方が違う、
不思議な空間だった。





0 件のコメント: